S株使ってこつこつコツコツ株式投資                   (Myスクリーニング その2)

4.売上高営業利益率

いよいよ大詰め。
次は、「売上高営業利益率」。

まずは計算式

営業利益 = 売上高 ー 売上原価 ー 販売費および ー 般管理費

売上高営業利益率 = 営業利益 ÷ 売上高 × 100

売上高営業利益率は売上高に対する営業利益率だから、
売上原価や販売費および一般管理費などが少ないほどに、その率は上がるということかぁ。

売上原価にはどんなものがある?
・広告宣伝費
・人件費(従業員のお給料も含む)
・材料費
・家賃や光熱費 など

これらを減らすって、何を減らす?

これって、なかなかに難しそう。

業種にもよりけりだけれども、
品質を保ったまま原材料費を抑える?

人件費のお給料は今のご時世、上げることはあっても下げることなんてナンセンス。
ただ、アメリカの大手IT企業は大幅なリストラを実施したなぁ。
いやいや、今の日本では大幅なリストラはあり得ない。

燃料費の高騰から光熱費もかなりの爆上げ。

う~ん、自分で考えていても埒が明かないなぁ。


そうだ!
データヘルプをしてみよう!
いったい日本の企業の売上高営業利益率はどれぐらいなのかなぁ?

財務省のデータを拝見してみると、
ちょっとデータが古いけど

出典元:財務省 「売上高営業利益率」より
出典元:財務省「売上高営業利益率」より

おもしろいね。
2018年度のデータだからちょっと古いんだけど、
1960年代は製造業の売上高営業利益率が7~8%もあったのね。

もう一つ、新しいデータを発見したよ。

出典元:総務省のホームページ より


資本金が多いほどに売上高営業利益率が高くて、
非製造業よりも製造業のほうが高いのね。

これらの資料から考えると、
今回、売上高営業利益率は
[5<売上高営業利益率]としてみよう。

コメント