3.自己資本比率
よし、次は「自己資本比率」だ。
厳密にいうと「自己資本≠純資産」らしいんだけど、
自己資本比率=自己資本(純資産)÷総資産(資産)
自己資本比率が低いということは、
社債や銀行からの借り入れで会社を動かしている、と考えると、
うまく利益を上げられなければ大借金を抱えることになるよね?
ある企業のCEOが「今期は真っ赤っか」といった言葉が脳裏をよぎる。
よっぽどの経営手腕がなければ、世の中の流れの中で常にぎりぎりの経営が長期に渡って続けられわけでもないので、ある程度は余裕が欲しいところ。
ではでは、自己資本比率が低い企業が、自己資本比率を上げようとするにはどうすればいいかなぁ?
自己資本を上げるには新株発行?!。
いや~これは投資家目線ではありがたくない。
ならば、総資本を減らすってことになる。
例えば、・・・
現金は減らすわけにはいかない、
有価証券も手放すタイミングがある、
そうなると棚卸資産的なものを減らすとか考えられるが、
そう易々とできるものではなさそう。
う~ん。
自己資本比率が高い企業はどうだろう?
自己資本比率が高いということは、
どんどんと新しいことに挑戦できる資本は確保できているという事だから、
経営自体が傾くことはなさそうに思える。
いや待てよ、
投資家から集めたお金を何かの時のために温存しておくことは必要だけれども、
『過ぎたるは及ばざるがごとし』。
企業は常に進化をしていくもので、
投資無くして成長は難しいし、
世の波に乗っていけない、と考えると、
自己資本を抱えすぎている企業もそれはそれで・・・よろしくないかぁ。
ただ、自己資本比率が高い企業は未来に向けての投資をすることでその比率は下がるわけで。
そう考えると、自己資本比率が高いのは悪くはないか?
あ~難しい。
あれこれ考えた結果、
今回、自己資本比率は
[30<自己資本比率]としてみよう。
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