自己資金50万円以下から始める株式投資のための証券会社を比較してみた!

今回の記事は
・株式投資やFXなどを初めてされる方
どの証券会社を選ぼうか迷っている方
におすすめです。

証券会社選びについて次の4つのポイントに絞って考えてみましょう。
初めて株をする方は、現物取引(自分の資産内での取引)をやってみましょう。
信用取引(現金や株式を担保として証券会社に預け、証券会社からお金を借りて株を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引)はリスクが大きいので、慣れるまでは現物取引がおすすめです。

1.売買手数料の安さ
2.自分のやりたい投資ができるか
 (1) 1株単位の売買
 (2) IPO
 (3) 米国などの外国株の売買、NISA対応

3.取引ツールや取引アプリの機能
 (1) シンプルで見やすい
 (2) スマホアプリ有り

4.分析レポートや解説動画といった情報の充実感
 (1) 会社四季報などのデータ掲載
 (2) チャートの見易さとテクニカル指標の充実度


1.売買手数料の安さ

株式投資をするとき、証券会社を通して行いますが、取引が成立した場合には手数料がかかります。

株を買った場合の支払う金額 = 株数 × 買付価格 + 手数料
株を売った場合の受け取る金額 = 株数 × 売却価格 - 手数料

(例1)株数100株、買付価格2000円、手数料500円で買い付けた場合
  支払う金額=100 × 2000 + 500 = 200500円

   株数100株、売却価格2100円、手数料500円で売却した場合
  受け取る金額=100 × 2100 - 500 = 209500円

 つまり、1株につき100円の利益が出た状態で売却した場合の利益
  209500 - 200500 = 9000円
 になります。

(例2)株数100株、買付価格2000円、手数料0円で買い付けた場合
  支払う金額=100 × 2000 + 0 = 200000円
  
   株数100株、売却価格2100円、手数料0円で売却した場合
  受け取る金額=100 × 2100 - 0 = 210000円

 つまり、1株につき100円の利益が出た状態で売却した場合の利益
  210000 - 200000 = 10000円


というように、利益に1000円の差が出てきます。

この手数料ですが、証券会社により個々に設定されているので、手数料が高ければそれだけ利益が少なくなります。

各証券会社の約定代金別手数料一覧表 (1約定50万円以下の売買手数料※)

約定代金5万円10万円20万円30万円50万円
SBI証券55円99円115円275円275円
楽天証券99円99円275円275円275円
松井証券0円0円0円0円0円
GMOクリック
証券
90円90円260円260円260円
マネックス証券99円99円115円275円275円
auカブコム証券99円99円275円275円275円
DMM.com証券88円88円106円198円198円
SMBC日興証券137円137円198円275円440円
岡三オンライン108円108円385円385円385円
LINE証券55円99円115円275円275円
※1約定50万円以下とは、1回の約定において、単元単位で株を購入もしくは売却するときの金額が50万円以下ということです。

 

2.自分のやりたい投資ができるか
(1)1株単位の売買
 株は1単元(100株)を基本として売買します。ですので、50万円以下の資金で始める場合は、1株5000円以下の株しか取り引きすることができません。
しかし、証券会社によっては「単元未満株」の売買ができるところがあります。「単元未満株」、つまり、1単元(100株)以下の株数での売買ができるということなので、極端な話、1株からの購入ができるので、例えば、1株20000円の株でも購入できるのです。

1株単位の売買ができる証券会社とその特徴

証券会社名特徴
SBI証券「S株」と呼ばれていて、1株から購入できます。
買付手数料は0円で、売却手数料は税込で約定代金の0.55%(最低手数料55円)です。
成り行き売買ですので、注文発注時間によって約定時間が決まります。
CONNECT大和証券グループです。
売買手数料はありませんが、約定代金の0.5%分のスプレッドを含んだ取引価格で売買します。
市場がオープンしているときは、注文するとすぐに約定します。
CHEER証券東海東京証券グループです。
1株単位ではなく「500円以上100円単位」の金額指定で売買できます。
約定代金の0.5%分のスプレッドを含んだ取引価格で売買します。
SMBC日興証券「キンカブ」と呼ばれていて、金額・株数指定取引ができます。
東京証券取引所に上場している銘柄のうちSMBC日興証券が定める銘柄を対象に100円から株式投資ができます。しかし、NISA口座では「株数指定注文」の取り扱いはありません。
売買手数料ではなく、スプレッドを含んだ取引価格で、約定代金が100万円以下なら買付時は0%、売却時は0.5%です。
マネックス証券「ワン株(単元未満株)」と呼ばれていて、1株から取引ができます。
買付時の手数料は0円、売却時は約定代金の0.55%(最低手数料52円)です。
また、保有株数に応じて、配当金や株主優待を受けることがもできます。
auカブコム証券「プチ株(単元未満株)」と呼ばれていて、1株から売買できます。
売買手数料は税込で約定代金の0.55%(最低手数料52円)です。
積立買付というプランもあり、この場合買付手数料は無料になります。
プチ株購入にPontaポイントが利用できます。現金との併用もできます。
岡三オンラインインターネットでの売買手数料は税込で1注文2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円、以降10万円増加毎に660円ずつ増加という料金プランです。コンタクトセンターでの売買手数料は1注文50万円までは5500円とかなり割高です。
LINE証券「いちかぶ(単元未満株)」と呼ばれていて、1株数百円から気楽に投資ができます。投資が初めての方におすすめ。リアルタイムで約定し、中小株や新興市場株も含めて1500銘柄以上が取引できます。平日は21時まで取引できます。

  

 (2) IPO
IPO(新規株式公開)は、未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場させることで、投資家が株式の取引ができるようになります。新規上場の公募価格は、売れ残りが出ないようにするため、多くの場合割安に設定されています。つまり、上場後は値が上がりやすくなります。そこで、IPOを利用して上場前の公募価格で株を取得し、上場後にすぐに売却することで利益を上げることもできます。しかし、IPO株が上場後に下がる公募割れということも起こりえます。
このIPOですが、証券会社個々で取り扱うIPOの数が異なっています。
例えば2021年度については、以下の表のようになっていました。

2021年度 各証券会社のIPO取扱数一覧表

証券会社名IPO取扱数(社)
SBI証券122
楽天証券74
松井証券56
GMOクリック証券1
マネックス証券65
auカブコム証券42
DMM.com証券5
SMBC日興証券50
岡三オンライン47

上の表を見ていただきますと、
2021年度、1年間に新規上場したのは125社あったのですが、
その125社のIOPのうちSBI証券に口座を持っていれば、122社のIPOに申し込むことができたことを意味します。さらに、SBI証券はIPOの当選確率を上げる「IPOチャレンジポイント」というシステムがあり、IPOに外れてしまっても「IPOチャレンジポイント」を1ポイント貰うことができ、こうして貯まったポイントをIPO申し込み時に使うことで当選しやすくなるというサービスもあります。
一方で、GMOクリック証券は取り扱う案件が少ないのですが、それらの案件はGMOグループのネット関連会社でIoTやネットセキュリティ、クラウドなどネット関係が多いので人気が出やすく、また口座開設している人が少なく、さらにIPOの取り扱いが他の証券会社より遅れて発表されるということから、申し込む人がなおさら少なくなり、結果当選しやすくなるというデータもあります。


 (3) 米国などの外国株の売買NISA対応
米国株等の外国株の売買も取り扱っている証券会社があります。

証券会社別、外国株の売買の取り扱いとNISA対応一覧表

証券会社名米国株中国株韓国株ロシア株アセアン株海外EFTNISA対応
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
DMM.com証券
auカブコム証券
松井証券
SMBC日興証券
岡三オンライン



3.取引ツールや取引アプリの機能
 (1) シンプルで見やすい

初めて、PCやスマホで取引画面を見ると、何が何だか分かりにくいと思います。
しかし、初めてであっても、画面のレイアウトがシンプルであったり、銘柄選定の指標が見やすかったり、取引成立までのステップが分かりやすいと、投資に対しての壁が低くなりますね。
各証券会社はさまざまな工夫をされていますので、自分が見やすい、また操作しやすそうな証券会社を選びましょう。
参考までに、いくつかの証券会社をご紹介します。


・楽天証券
 投資スタイルに合わせて、PC向け高機能トレーディングツールから、スマホ用アプリやタブレット用アプリまで取引ツールが豊富。また、1画面で投資に必要な情報をすべて見ることができたり、100銘柄を一望できる画面や、各画面をパーツ化して投資家オリジナルの画面配置をすることができます。

・マネックス証券
 ホーム画面では、保有資産に関連する情報など、一人一人のニーズに合った画面構成がされています。
また、メニューをカテゴライズして色分けされたアイコンが一覧表示されているので、目的の項目を見つけやすい画面になっています。

 


 (2) スマホアプリ有り

スマホでも手軽に取引ができるよう、スマホアプリツールがあるのが主流になってきています。またPCとも連動させていて、いつでもどこでも取引可能になっているものもあります。

証券会社名アプリ名PCサイトやPCツールに登録した
銘柄を株アプリで共有できる
備 考
SBI証券株アプリSBI証券には以下のようなスマホアプリがあります。
・SBI証券 株アプリ
・SBI証券かんたん積立アプリ
・SBI証券 米国株アプリ
・SBI証券 FXアプリ
・SBI証券 先物・オプションアプリ
・SBI証券 HYPER先物・オプションアプリ
・取引所CFD アプリクリック株365
いずれも使い方が異なりますが、
株取引の場合は「SBI証券 株アプリ」を使いましょう。
楽天証券iSPEED「アルゴ注文機能」というものが搭載されています。その中の例として「トレイリング注文」「アイスバーグ注文」「スナイパー注文」「リザーブ注文」など、オリジナルの注文方法が搭載されていますので、それぞれの詳細をしっかりと理解すると有意義な投資ができます。
・取引ではSOR有効ボタン(※)があります。
auカブコム証券kabu.com・180銘柄の株価を登録することができ、リアルタイムで更新されます。登録した銘柄はPCとも同期します。
・スマホ向けの動画配信や経済イベントカレンダーなどのサービスも豊富です。
マネックス証券マネックストレーダー・「一目均衡表」など各種パラメータの設定変更ができます。
・値上げ率、出来高など各種ランキング機能があります。
・銘柄リストは30フォルダに30銘柄、最大900銘柄を登録できます。
・対応機種はiPhone5S以降、iPad touch第6世代以降、AndroidではAndroid OS7.0 以上です。
松井証券日本株アプリ
株touch
「株touch」は国内株取引アプリの旧バージョンで、「日本株アプリ」は「株touch」の機能を引き継ぎ、更に銘柄検索や銘柄情報、注文、その他の便利機能などを追加させた新バージョンのアプリです。
必ず「日本株アプリ」を使いましょう。
GMOクリック証券GMOクリック株GMOクリック証券には以下のようなスマホアプリがあります。
・GMOクリックFX
・GMOクリックCFD
・GMOクリック株
・iClick外為
・GMOクリック株BO
・365iCLiCKFX365
それぞれネーミングからFXであったり、CFDであったりと区別がつきやすいですが、株取引の場合は「GMOクリック株」を使いましょう。
DMM.com証券DMM株・株を初めて取り引きする初心者に優しい「かんたんモード」と、PC取引ツールに匹敵する機能を搭載した「ノーマルモード」をアプリ内で切り替えて使うことができます。
・今注目のテーマから銘柄を選んだり、購入可能額などの条件から銘柄を選んだり、また銘柄選びから注文までが簡単で、株価の値上がり率ランキングやアナリスト、個人投資家の予想もチェックできます。
・1つのアプリで国内株、米国株の取引ができます。
岡三オンライン・岡三ネットトレーダーWEB2
・岡三かんたん発注
・岡三カブスマホ
「WEB2」は使いやすさを追求していて、シンプルな操作性で直感的に取引できます。
「かんたん発注」は文字が大きく見やすい画面で、操作しやすい大きなボタン、必要最低限に絞った機能で、複雑な操作は不要の造りなのでスマホが苦手な人でも簡単に発注できるツールです。
「カブスマホ」は中上級者におすすめのアプリで、チャート、各種ランキング機能などの情報収集機能が搭載されています。
LINE証券「スマホで投資するならLINE証券」と謳い文句にもあるように、スマホ取引です。
LINE Payを使えば、入出金が便利で簡単。かつ、手数料は無料。LINEポイントも使えます。1ポイント=1円で入金可能です。
※「SORボタン」とは東証、JNX(ジャパンネクスト証券株式会社が運営する私設取引システム)、Chi-X(Cboeジャパン株式会社が運営する私設取引システム)の3つの証券取引所に注文を出し、一番条件が良い価格で購入することができるボタン


4.分析レポートや解説動画といった情報の充実感
 (1) 会社四季報などのデータ掲載、お得情報

証券会社名備          考
SBI証券・会社四季報だけでなく、ニュース、チャート、評価レポート、業績、株主優待や分析など様々なデータがそろっています。
・分析では「企業スコア」だけでなく、同業種のスコア平均や目標株価や乖離率などの分析。値動きや出来高、売買代金等のランキングも載っていて、株式投資するときのデータは豊富にそろっています。
楽天証券・会社四季報だけでなく、株式・財務・キャッシュフロー、業績や配当、資本移動や格付け・業種別順位なども見ることができます。
・財務、コンセンサス、銘柄属性に含まれる株価データは一日一回(18時ごろ)更新されます。主な財務データは各企業ごとに決算短信、その後有価証券報告及び四半期報告書により公表日の翌日から最長5営業日程度で更新されるなど、データ更新がスピーディです。
・楽天ポイントを使って売買代金や手数料を払うことができます。
・カスタマーサービスセンターがあるので、わからないことは即解決できます。
auカブコム証券・「財務」「指標等」業績情報はリアルタイム、発表と同時に更新されています。
・四季報に収納されたデータベースを文章検索する機能を持たせることで、「上昇」「増益」など株式の基本的な単語で検索できるだけでなく、「花粉」「ワクチン」などのキーワードで銘柄をヒットさせて表示させることができます。

・Pontaポイントはプチ株購入以外にも投資信託にも使えます。Pontaポイントは現金と一緒に使うこともできます。保有した投資信託の月間平均保有額に応じてもポイントがたまっていきます(利用するにはauIDの登録が必要ですが、auの通信サービスを利用していなくても登録ができます)。
マネックス証券・企業が発表する実勢、業績予想、プロのアナリストが分析する業績予想などの情報を見ることができます。
・最新のデータに合わせたスクリーニング結果や決算スケジュールも見られます。
DMM.com証券・トレーディングツールとして、「DMM株 PRO+」「DMM株 STANDARD」があります。
・「DMM株 PRO+」の方では、最大32銘柄のチャートを同時に表示でき、個別銘柄・指標・業種別指数を組み合わせた比較チャート機能などもあります。
・「DMM株 STANDARD」ではチャート、ニュース、ランキング、決算情報や信用残情報なども豊富に用意されています。
・平日は24時間サポートもあります。

・取引手数料の1%がDMMポイントとして付与されます。
 DMMポイント:DMMで使えるプリペイド(前払い)式の電子マネーで、DMM.com・DMM GSMESの各サイトで使えます。クレジットカードやコンビニ店頭支払いなどの今朝い方法でDMMポイントをチャージして、商品やサービスを購入することができます。
・次のものはすべて0円(無料)です。
 口座開設費、口座管理・維持費、入金手数料(クリック入金利用時)、出金手数料
松井証券・銘柄選びの手助けとなるランキングやPTS夜間ランキングも見ることができます。
・株価ボードでは最大1400銘柄の管理ができ、それらを1グループに28銘柄、最大50グループ登録もできます。
・銘柄の詳細情報や市況の確認、企業のレポートや決算情報、株主優待などの情報もそろっています。
GMOクリック証券・銘柄の「板情報」「銘柄詳細」「チャート」「歩み値」「企業情報」「株主優待」など多くの情報を見ることができます。
・「スーパーはっちゅう君」が東証次世代システム”arrowhead”の「FLEX Full」に対応しているので、従来の板では表示しきれなかった情報も見ることができます。
・よく使う画面を自由にレイアウトすることができます。また、1つの大きなウィンドウ内に複数の画面を表示する「MDI表示」と、1つの画面をそれぞれ独立したウィンドウとして表示する「SDI表示」をボタン1つで切り替えができるようになっています。
SMBC日興証券・個別銘柄情報として、リアルタイムで株価や気配を確認できるほか、業績推移、業績進捗度、売上高、当期利益の推移、売り上げ構成や貸借対照表などもグラフ化して直感的に把握できるようにしてあります。
岡三証券・PC、スマホ、タブレット等で取引のできるオムニネットを利用するときには申し込みによる手続きが必要です。オムニネットでは最新金融ニュースや、岡三のアナリストレポート、ストラテジストによるマーケット情報などが示されています。
LINE証券銘柄選定に関しては、LINE証券オリジナルの「割安な銘柄」「人気優待銘柄」「好業績予想銘柄」など20種類以上のカテゴリがあるので、それらから投資銘柄を選ぶスタイルになっています。
企業のニュースや業績情報、PERやPBRなどのファンダメンタルズ情報からアナリスト評価まで用意されています。


 (2) チャートの見やすさとテクニカル指標等の充実度

証券会社名  備          考
SBI証券・チャート画面はフリックすることで表示範囲を移動することができたり、ピンチイン/ピンチアウトすることで拡大/縮小することができます。
・テクニカル指標については、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、指数平滑移動平均など、15項目の変更ができます。
楽天証券・チャート機能としては、「日数固定」にすると、寄付きを始点、引けを終点としたチャート表示にできたり、「最高値・最安値」のチェックをすると、表示期間内の最高値・最安値とその価格を付けた日付が表示されるなど、多彩な表示が用意されています。
・2画面表示や4画面表示ができたり、複数のチャートの銘柄を同時に切り替えることができます。
・テクニカルチャートについてはボタン一つで表示でき、移動平均線などの「トレンド系」20種、出来高やモメンタムなどの「オシレータ系」33種、ローソク足などの「チャート形状」5種などがあります。
auカブコム証券・「EVERチャート」はWindows10以上、もしくはMacOS環境で使うことができます。
・高度なテクニカル分析をするために、単純移動平均などの「トレンド系」、出来高などの「オシレータ系」、ローソク足などの「チャート形状」など66種類が使えます。
・銘柄リストへは最大250銘柄を登録することができ、25銘柄ずつ10リストに登録できるので、リストの使い分けができます。
マネックス証券・「マネックストレーダー」シリーズでは、決まった画面がなく、使用者が必要な機能を配置して使います。つまり、使用者好みにカスタマイズできます。さらに、作成した画面は200画面まで保存でき、瞬時に切り替えて使うことができます。
・移動平均線や出来高などのさまざまなテクニカル指標をチャート画面、指数チャート、株式チャートなどに表示することができます。
DMM.com証券・チャートの拡大・縮小やY軸固定などの設定ができます。また、クロスライン、データウィンドウ、現在値ライン、注文ラインなどの表示・非表示の切り替えができます。
・テクニカル指標の表示・ぱらめーたの設定ができます。現在使っているテクニカル指標をテンプレートとして保存できます。チャートを複数表示している際に、他チャートに現在設定しているテクニカル指標の設定をコピーすることができます。
・トレンドライン、フィボナッチ・リトレースメントなどの表示もマウスを使って描画させることができます。
松井証券・チャート環境ということで、背景や軸表示、X軸Y軸の表示など、見た目の見やすさをアレンジすることができます。
・「基本指標」として、EMA、MACD、ボリンジャーバンド、一目均衡表など25項目以上の指標の表示ができます。
・出来高を表示させることで、株価の売買のタイミングを図ることができます。
GMOクリック証券・テクニカル指標として「単純移動平均線」「パラボリック」などの「トレンド系」12種類、「MACD」「RSI」などの「オシレータ系」10種類、気配板や出来高など8種類を表示させることができます。
・よく使う画面を自由にレイアウトすることができ、画面のレイアウトは複数保存することができます。
・チャートタイプとしては、ロウソク足、バーチャート(始、高、安、終)、鍵足など12種類の表示ができます。
SMBC日興証券・株価ボードには「4本値リスト」「気配ボード」「銘柄100」「チャートボード」の4つのインターフェイスが搭載されています。「4本値リスト」では銘柄名をクリックすることで詳細情報が表示され、注文入力ができます。「銘柄100」では最大100銘柄を一覧で表示し、騰落率、5日移動平均乖離率、25日移動平均乖離率などが選択できます。
・パワートレーダーと呼ばれるトレーディングツールがあり、初回申し込みは無料で試すことができ、その後も一定の取引実績があれば無料で利用できます。
岡三証券・PC画面上では株式の売買や照会、取り消し、資産状況や預かり明細照会などが行えます。
LINE証券直感的でシンプルなデザインです。ロウソク足での表示で、移動平均線にも対応しています。板情報を見ながら簡単に注文を出すことができます。

以上、4つのポイントに絞って証券会社を比較してみました。
それぞれの方にとって優先させるものが異なってきます。
ご自身に合った証券会社を選び、楽しんで株式投資をなさってください。

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